スギ
スギの生態
スギは世界中の暖かい地域に生息する魚で、黒褐色の体色に2本の白い縞模様が入っているのが特徴です。
日本では定置網などで漁獲されることはありますが、群れを作らない性質からまとまった量は捕れず、養殖によって安定供給が可能となった魚です。
スギは他の海水魚と比較しても成長が早く、養殖では魚の導入から1年ほどで出荷サイズにまで成長します。そのため、台湾を中心としたさまざまな国で養殖が行われており、世界的にも注目されている養殖魚です。
私たちは2024年から奄美事業所にてスギの養殖を開始し、奄美の温暖な気候の中で育てています。
スギはカンパチのようなコリコリとした食感とさっぱりとした味わいがあり、刺身やカルパッチョはもちろん、加熱しても身が硬くならないため、フライや煮付けなど幅広い調理法で楽しめる万能な魚です。
私たちが育てる養殖スギは、成長の早さを活かして一年を通して安定した品質でお届けいたします。
奄美の豊かな海で丹念に育てたスギの、【コリコリとした食感】と【さっぱりとしたうま味】をお楽しみください。
稚魚の買付から出荷までの流れ
天然・人工種苗の両立で安定供給を実現
買付けから出荷までの流れ
■ 買付け(魚の導入)
- カンパチと同じく中国の海南島で飼育されている稚魚(人工種苗)を買付け。奄美まで船で輸送。
- スギ専用の独自の配合飼料で餌付け。他魚種と同様にワクチン接種を行う。
※餌付け…天然だったスギに人工餌(配合飼料)を食べさせるためのもので、警戒心を緩めることが目的です。
給餌
- 他の魚種同様、給餌の成績次第でスギの成長が大きく左右されます。
- しっかり大きくなってもらうためにじっくり給餌。愛情を込めるほど大きくなる!
- 秋頃には1尾あたりのサイズが大きくなってくるため、(大小)選別や分養(生簀を分ける)を実施。スギにとって最適な飼育環境を維持!
出荷
- 6月頃、大きくなったスギの出荷開始。サイズが大きい順で適時出荷(サイズ管理が重要!)
- 出荷時期には、奄美事業所から桜島事業所まで船で輸送。桜島事業所にて締めて出荷。
- ラウンド(魚丸ごと)・フィーレ(3枚に卸した状態)・ロイン(フィーレを背と腹に分けた状態)・活魚 等様々な形態でお客様の元へお届け。
まだまだ、手探りの面も多いが皆で試行錯誤しながらチャレンジ継続中!
Umiosのスギの強み
温暖化対応と短期飼育で持続可能な養殖を実現
2024年開始の新しい挑戦
奄美事業所にて2024年から養殖を開始。
温暖な海域と短期飼育期間を活かし、
夏場の高水温における魚が少ない時期に大きく・鮮度良好な鮮魚を提供します。
短期飼育期間
奄美大島の温暖な海域で飼育する事で、飼育期間が10〜14ヶ月で出荷可能。自然災害リスク減に繋げることができる。
夏場の安定供給
夏場の高水温時に、大きく・鮮度良好な鮮魚を提供する事ができる。
細やかな出荷対応
奄美大島にて最短で飼育したスギを桜島事業所まで活かした状態で移動させることで、細やかなオーダーに対応した出荷をする事が可能。
優れた品質
カンパチやヒラマサと比べても血合肉の変色は遅く、身持ちも良好。クセも少なく老若男女誰にでも受け入れられる味わい。火を通してもこれまた絶品。品質評価は良好。
独自の配合飼料
独自の配合飼料で飼育する事で、味わい深い仕上がりとなっている。
おすすめの食べ方
腹身は皮ごと強めにあぶると絶品!