~マルハニチロはUmiosへ~
CI変更に伴うリブランディングの取り組みが
「2026年度グッドデザイン賞」を受賞
Umios株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:安田 大助、以下Umios)の、コーポレートアイデンティティ(CI)変更に伴うリブランディングの取り組みが、このたび2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
長い歴史を持つUmiosがアイデンティティを再定義し、海を起点に社会課題の解決へ挑む企業へと転換しようとする過程で、社名やロゴだけでなく企業理念や働く環境も改革したことが評価されました。特に、グループ従業員を含めた意見集約によりバリューズを策定した点が、意欲的なリブランディングであると高く評価されました。
Umiosは、創業146年のDNAを生かして、私たちのパーパス「For the ocean, for life」に向かって新たな価値創造に挑戦します。
<受賞概要>
■取り組みの背景
Umiosは、2026年3月1日にマルハニチロから社名を変更し、「海を起点とした価値創造力で『食』を通じて人も地球も健康にするソリューションカンパニー」へと生まれ変わりました。地球温暖化や資源枯渇、世界的な食料不足などの社会課題を背景に、「食を満たす企業」から「社会課題を解決する企業」への進化をめざして企業改革を進めています。「持続可能なタンパク質の提供」と「健康価値の創造」を通じて、未来の食と社会を支える企業への変革を社内外に示すため、社名変更を含むリブランディングを実施しました。
■取り組み内容
1)ブランドシンボルの刷新
海を原点とするアイデンティティを受け継ぎながら、「食を届ける企業」から「海を起点とした価値創造力で『食』を通じて人も地球も健康にするソリューションカンパニー」へと進化する姿を、ブランドシンボルで体現しました。
「BLUE PLANET 」をコンセプトに、海陸比7:3 や地軸の傾き23.4 度といった地球固有の要素をモチーフとして、水の惑星である地球をシンボリックにデザインしました。青いオブジェクトは海を、白い領域は未来へ広がる可能性を表現するとともに、不規則で有機的なフォルムで、生命の躍動感や柔軟な発想、多様な社会との共創を通じて価値を創造する企業の姿勢を体現しています。
(2)ブランドアセットの構築
ブランドシンボルのコンセプト「BLUE PLANET」の世界観を拡張するグラフィックエレメントを開発しました。多様なブランドツールへ展開することで、一貫性と展開性を備えたブランドの世界観を表現しています。
(3)ブランド浸透施策
新しいCIを企業活動全体へ浸透・定着させることをめざし、本社移転・オフィス環境の整備、企業キャラクター「新生命体ウミオス」の開発、全従業員参加型の検討プロセスを経た「バリューズ」策定など、活動環境・企業文化・コミュニケーションを一体的に設計し、社内外で一貫したブランド体験を実現。企業変革を持続的に支える基盤を構築しました。
■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
長い歴史を持つ企業が、食を提供することにとどまらず、海を起点に社会課題の解決へ挑む企業へと自らを再定義する。その大きな転換を後押しするアイデンティティとして評価した。社名やロゴを刷新するだけでなく、企業理念や働く環境までを含めて改革に取り組んでいる点も重要である。なかでも印象的なのは、グループ各社の従業員から広く意見を集め、投票を経てバリューズを策定したプロセスだ。企業のアイデンティティを経営側から一方的に与えるのではなく、そこで働く人々自身がこれからの企業像を考え、共有していく。デザインを組織の意識や行動を変えていくための契機として捉えた、意欲的なリブランディングである。
<参考>グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。https://www.g-mark.org/
2026年10月31日(土)~11月4日(水)に開催される「2026年度グッドデザイン賞」の全受賞対象を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」にて展示されます。