制約のある環境で快適に調理するコツが詰まった
アウトドアレシピは、災害時にも役立ちます。
山とキャンプを愛する料理家・蓮池陽子さんに、
もしもの時にも心強い缶詰レシピを教わります。
料理家。アウトドアを愛し、自然体験施設でのガイド経験や長野県栄村での毎年の山菜・きのこ採取など、豊富な知識を活かしてレシピ開発やケータリング、料理教室を実施。食の背景にある物語を真摯に伝える。著書に『キャンプの肉料理』(オークラ出版)、『アウトドアでホットサンド』『簡単シェラカップ料理』(共に山と渓谷社)など。
アウトドア・クッキングで缶詰を使いながら買い足し、災害時の備えとしても「ローリングストック(※ローリングストック法については本記事最後をご覧ください)」を実践している蓮池陽子さん。
「サバ缶やサケ缶はタンパク質、DHAやEPAなど災害時には摂りづらい栄養素が豊富。常温で保存でき、加熱せずに食べられるのも利点です。さらに"缶詰"という保存技術のおかげで、保存料不使用、原材料がシンプルなのもいいんですよ」
確かに「あけぼのさけ」の原材料を見てみると、「からふとます(さけ)、食塩」のみという潔さ!
「一品でさまざまな栄養が摂れるご飯ものや汁ものを日頃から作り慣れていると、いざという時に落ち着いて料理を作ることができ、親しみのある味わいが心の安定にもつながります」
今回教えていただいたのは、「あけぼのさけ」を使ったモダンな炊き込みご飯。サケ缶汁ときのことオリーブオイルを加えて炊き込むことで、まろやかな旨みが米の一粒一粒に行き渡り、ご馳走感たっぷり。
「大葉は千切りにすると見栄えがいいですが、手でちぎれば包丁いらずで作れるレシピです」
洗って浸水して水気を切った米を持参すれば現地での調理時間も短縮。また保冷には凍らせたペットボトル飲料などを使うと荷物が増えません。
【1】あらかじめ浸水しておいた米に分量の水を加える。
【2】オリーブオイルと「あけぼのさけ」缶の汁、塩を加え混ぜる。
【3】サケの身をのせる。
【4】舞茸を適当な大きさに割いて周囲に並べる。
【5】蓋をして中弱火にかけ、沸騰したら約10分加熱し、火を止めて5分ほど蒸らす。大葉を刻んでおく。
【6】炊きあがったらサケの身に醤油を回しかける。
醤油は香りが飛ぶので炊き上がってからかける。味のムラもアクセントに。
【7】お好みで大葉をのせ、よく混ぜる
備蓄食料を貯めつつ、古いものから順番に食べ、消費した分を買い足していく「ローリングストック法」。この方法に向く代表的な食品が缶詰です。そのなかでも人気の「サバ缶」や、贈答品で多い「カニ缶」のおいしいレシピを紹介。日頃から食べ慣れた缶詰で災害時に備えませんか?
もっと詳しく知りたい人はコチラ
▶︎(https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article62/)
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