History
海を起点とした挑戦の歴史
Umiosは創業から145年以上にもわたり、海と自然の恵みと共に歩み、
食を通じて人と地球の健康を支える価値を創造してきました。
時代の変化や社会課題に正面から向き合い、つねに新たな可能性に挑戦し続けてきたUmiosの歩みをご覧ください。
近代漁業形成期
時は明治期−
日本はまだ近代的な輸送インフラが発展途上。
現代のように「遠距離流通」が確立されていなかったため、
各産地で魚が水揚げされてから都市部に届くまで、
鮮度を保つのは非常に困難であった。
- 1880マルハ
-
“鮮度”を運ぶ水産物流の礎
魚の鮮度を保ったまま届けることが困難だった時代に、「新鮮でおいしい魚を多くの人に届けたい」という想いから、日本初の発動機付鮮魚運搬船「新生丸」を建造。流通速度と量を飛躍的に高め、食の課題に革新をもたらした。
魚の流通革命嵐に向かって錨を巻け中部幾次郎
マルハの創業者、中部幾次郎は、自らが船長となり、新生丸を率いた。他社の船が嵐で出航できない時も、中部の船だけは出航した。船には、当時の屋号である「マルハ」の旗がはためいていた。

- 1907ニチロ
-
缶詰産業と漁業の革新
ロシアでの偶然の出会いから始まった北洋サケ事業。当時国内ではあまり食べられていなかった紅サケに缶詰という形で衛生缶を用いた工業的な大量生産を実現。110年以上愛されつづける「あけぼの印※」も誕生し、缶詰産業と漁業の革新が加速した。
ニチロの原点消費者本位の姿勢
日本の缶詰生産の先駆者であるニチロは、消費者本位の姿勢こそ「モノづくり」の原点である、という思いを大切にしていた。
戦後復興と変化する
国際経済情勢
終戦とともに混乱と困窮が日本全土を覆い、深刻な食糧難が国民を襲った。
その後、復興と同時に急速に進む人口増加と食の需要拡大を背景に、
水産資源の保全や持続可能な利用をめぐる国際的な議論が活発化した。
排他的経済水域(EEZ)制度の導入により遠洋漁業のルールが再編され、
食料調達と水産業の在り方があらためて問われはじめた。
- 1945マルハ
-
食糧難に立ち向かった漁業の再建
終戦からわずか8日後、マルハ(旧:大洋漁業)は“飢餓に立ち向かう”決断を下し、大量の漁船建造に着手。中部幾次郎の「食糧の生産こそ最優先」との信念のもと、200隻超の漁船を再建し、漁業復活と日本の食料供給を担った。

- 1946ニチロ
-
未知の魚に価値を見出す創造力
北洋資源の97%を喪失した戦後、ニチロは経験のなかったカツオ・マグロ漁業に挑戦。さらに、冷凍工場・加工場を備えた総合食品工場を整備し、漁獲から加工までの体制を構築。マグロ漁船の大型化・近代化も進め、世界の海へと事業を拡大し、マグロ漁業を新たな基幹事業へと育てた。

- 1977マルハ/ニチロ
-
200海里規制で遠洋漁業が転換期に
資源保全を目的とした200海里規制により、漁業は大きな転機を迎えた。マルハは漁獲から調達へと舵を切り、世界中から水産物を安定供給する商社機能を強化。ニチロは加工技術を活かし、漁業依存から脱却。冷凍食品などの分野で付加価値を生み出す道を選んだ。両社は変化に応え、新たな「食」のかたちを模索しはじめた。

- 1990年代マルハ/ニチロ
-
商品開発への熱い想い
世界での冷凍食品の
需要拡大当時の社員たちが磨き上げた開発力で、冷凍食品市場を牽引。現在にも受け継がれるヒット商品を生み出す。
1979年からのロングセラー
「おべんとうシリーズ/白身魚フライ」が発売
1995年、本格中華料理の冷凍食品
「新中華街®」シリーズが大ヒット
1998年に登場したロングセラー
「えびとチーズのグラタン」
統合と改革
地球環境の変化や資源の制約、食の安全・安心への意識の高まりなど、
食をめぐる課題は複雑さを増す。
そうしたなか、企業にも社会課題の解決に向けた責任が求められるようになり、
これまでとは異なる新たな価値創造が必要不可欠となった。
- 2007マルハニチロ
-
ふたつの使命がひとつになる
遠洋漁業の転機、環境問題や資源制約という社会課題に直面する中で、マルハとニチロは異なる強みを携え、統合への道を選んだ。世界の海から水産物を調達するマルハの調達力と、加工食品分野で磨かれたニチロの商品開発力。補完し合うふたつの力が重なり、調達から販売まで一貫した価値を届ける“総合食品企業”としてマルハニチロが誕生しました。

- 2026umios
-
人も地球も健康にするソリューションカンパニー
グローバル規模での環境変化や資源減少、社会課題を踏まえ、Umiosは“海を起点とした価値創造力で「食」を通じて
人も地球も健康にするソリューションカンパニー”へと進化する。
資源調達力・加工技術力・食材提供力を連動させたバリューサイクルを「グローカル」に展開し、持続的なタンパク質の安定供給と健康価値を創造する新時代の企業としての道を歩みはじめる。
Corporate identity
海を起点とした価値創造力で
「食」を通じて人も地球も健康にする
ソリューションカンパニー
Towards the futureUmiosとしてのこれから